TMPL SECOND MODEL 

腕時計の黎明期である1910年代のウォッチデザインを復刻した
TMPL FIRST MODELの発表から3年。

今回新たに登場したTMPL SECOND MODELでは、
「1920s-SS01」が1920年代
「1960s-SS01」「1960s-SS02」が1960年代の
レトロなウォッチデザインを現代に蘇らせました。

1920's SMALL SECOND

腕時計のデザインの転換期になった1920年代。
1920年代はアメリカ経済が空前の大繁栄を遂げ、
大衆の生活は大量生産・大量消費の生活様式が確立し、
自家用車やラジオ、洗濯機等の家電製品が広く普及していきます。

そうした好況の中で当時のアメリカは狂騒の20年代と呼ばれ、
「ジャズ」「映画」「ファッション」「文学」などの様々な文化が花開きました。
また、アール・デコが頂点を迎えたのもこの時代で、
様々なデザインや建築様式が生み出されました。

腕時計のデザインにも、こうした時代の変化が大きく表れています。

フランス語で樽を意味する「トノー」ケース。
アール・デコの全盛期に登場した八角形の「オクタゴン」ケース。
そして、今回TMPL SECOND MODELのケースにも採用している
丸みを帯びた四角形の「クッション」ケース。

文字盤のデザインはまだ懐中時計の面影が残る
白色の盤面にアラビア数字を配置したものが主流でしたが、
こうした様々な形のケースが登場したことで、
腕時計のデザインの幅はぐっと広がって行きました。