TMPL FIRST MODEL

1910's SMALL SECOND

腕時計の黎明期1910年代。
飛行機はもちろん、海では大型船が行き交い
陸路では蒸気機関車や自動車など、
様々な移動手段が大きく発達した時代でした。
また、第一次世界が起きた時代でもあり、
無線の戦争指揮伝達が導入されはじめた時期でもあります。

こうした時代背景から、
それまで主流だった懐中時計は使いづらいものとなり、
手を空けた状態で素早く時間を確認できる腕時計が生まれ、
次第に一般にも普及していきます。

この時代の腕時計に見られる印象的な
丸いフォルムや文字盤のデザイン、竜頭の形状などは、
それまで主流だった懐中時計の名残でもあるのです。